配線ダクトを購入して配線を綺麗に収納した上で、室内環境を良くしたり、断線してしまうことを防ぐことも行われています。
1本だけではなく種類によっては沢山の配線を収納できるので、見栄えもすっきりとさせる効果も出てきます。購入に関しては、固定方法を事前に考えておくことは必ず求められることになり、購入はしたものの固定手段が分からないという状態では使い物になりません。建物によりその手段は変わるので、いくつかの事例を確認しながら最適な方法で作業を行うことが必要です。配線ダクトを購入する方の中には、自宅に設置することを目的にしていることもあります。持ち家であればマンションでも戸建て住宅でも自由に固定することができ、金属製のネジで取付けする方法は最も基本です。
木造住宅であれば手動でも簡単にネジ締めを行うことができるので、簡単な方法として利用できます。RC住宅の中には、内壁であってもコンクリートを用いている場所は存在します。コンクリートでも持ち家であれば電動ドライバーさえあれば簡単にネジ締めできるので問題はありません。同じようにオフィスでも、自社所有物件であればネジを用いる方法で配線ダクトはきちんと固定できます。賃貸物件の場合は普通の方法では施工できない可能性もあります。
壁に穴を開けると問題視されることもあり、特にRC物件では難しい傾向です。この場合は超強力両面テープを活用してみる方法があり、壁の材質に合わせたテープの購入が必要です。重量的に両面テープでは難しい場合は、フックを用いると意外と安定します。フックは配線ダクトに合わせた規格のものを用意して、フック本体を壁面に小さなピンで固定したり、両面テープと合わせて貼り付ける方法で、配線ダクトを間接的に設置することに最適です。もしも該当フックが入手できない場合は、ホームセンターで金属製のプレートが販売されているので代用できます。