配線ダクトを用いて、配線をまとめて収納することを希望している場合、まずはダクトを選ぶことから始まります。
配線ダクト用品はいくつかあり、色別で選んだり素材で選ぶ方法、構造で選ぶ方法もあります。最適に感じるものを選び出した後は、必要なサイズに合わせて購入することです。取り付けに必要な用品もあるので、事前に合わせてチェックしておくと、購入と同時に直ぐに設置できます。
最初からセットとして含まれている場合もありますが、ビスは欠かせません。通常では壁に設置することが多いので、ビスを用いて固定する方法ですが、石膏ボードや木材以外のコンクリートなどの硬質の壁であれば、コンクリート専用のネジと電動ドライバーが必要です。
穴開けをすることができない環境であれば、配線ダクトの取り付け方法では必須用品の中に、両面テープを入れることもできます。両面テープはかなり強力なタイプが必要なので、超強力と謳っている有名メーカー品を選ぶと安心です。後は配線ダクトのコーナーに使うアダプターや専用キャップも必須用品にすることができ、地震被害から完全に落下を防ぐことを希望している際には、L字型の金具などで補強するという方法もあります。いずれにしても、配線ダクトの取り付けに必要な用品はシンプルなので、ホームセンターやECショップでも簡単に入手できるものが大半です。高所作業を行うようであれば、別途脚立などがあれば安定した状態で作業を行うことができます。