lanケーブルの問題点は、ケーブルが届く範囲でしか使えない点です。
電気コンセントのように線が挿せる範囲にしか、パソコンやテレビやゲーム機を置けません。そのため、場合によってはlanケーブルの影響で間取りの自由度が下がります。テレビやゲーム機などは基本的にlanケーブルの差込口が設置された壁側、部屋の四隅に置かなければならないのがlanケーブルの問題点です。
また短いlanケーブルを使うと、本体を設置後、ほとんど動かせません。長さが1mから2m位の物だと置きたい場所に置けず、部屋の床に直置きしなければいけません。ただ一方で問題点はあるものの、それを上回るメリットがあります。例えば短いケーブルでは確かに不便ですが、ネット通販サイトや家電量販店をチェックすれば長さに余裕がある製品が勢揃いしています。いわゆる普通の部屋であれば、壁の有線LAN差込口から、部屋の隅々までケーブルを届かせられます。
長めの物を購入すれば、確実にゲーム機やパソコンなどを置きたい場所に置けますし、ケーブルは扱いやすく販売価格もリーズナブルです。更にWi-Fiに比べてlanケーブルの方が高速で安定したネット利用が出来るのが長所となります。Wi-Fiだと周辺環境の影響で、頻繁に速度が悪化したり通信が度々途切れたりします。有線LANなら随時、安定した通信が出来ますし、重たいデータも速やかに送受信が可能です。オンラインゲームをよくプレイしたり、ネットのクラウドや動画サイトやSNSをよく利用する方はむしろWi-Fiから切り替えた方が快適に暮らせます。