パソコン1台設置するだけで、電源コード・ネットワークケーブル・周辺機器のコードなどが必要になります。
どのような家電であっても必ず電源コードは必須なので、それらすべてを合わせると一般家庭なら20本以上はあることでしょう。ケーブルが散らばった状態というのは美観を損ない、足に引っかかる恐れもあるので綺麗に片付けるのが理想です。配線ダクトという電気設備を使用すれば、あらゆるケーブルを一か所に集められるので見栄え良くすることが可能です。
この配線ダクトは、昨今なら新築物件にはあらかじめ備わっている設備であり身近な存在です。既に備わっている場合は「隠ぺい工法」という方法で壁や床下に埋め込まれたものになりますが、この配線ダクトの良さは電源やLANケーブルのコンセントが各部屋に設置できることです。例えば、パソコンをネット通信する場合はモデムという機器とLANケーブルで接続しなくてはいけません。モデムから離れた部屋だと、10m以上もの長いコードを使って接続することになりますが、配線ダクトにLANコンセントがあればコードを配線ダクトに接続するだけで通信することが可能です。
その為、コードが床に散らかる心配もなく綺麗な室内にすることも出来ます。隠ぺい工法でダクトを設けるには大掛かりな工事が必要になりますが、その分使い勝手が良く綺麗にコードを収納することが可能です。電気設備専門会社に依頼をすれば、最短距離のダクト設置工事も提案してくれるので利用される価値はあります。